OCR機能付きペンスキャナーで商品チェックするぞ(1)
ご覧いただいている皆様初めまして
物流会社で社内(たまに社外)向けシステムとか作ってる今井と申します。
さて、皆さん物流システムとかってバーコードリーダー使ってピッピピッピばかりしてると思ってる方も多いと思うのですが、その通りです。それだけじゃないけどバーコードはよく使います。
扱う商品が多かったり似た商品が多かったりする場合、人だけを頼りに作業をすると商品を間違えて発送してしまうなんて事故も起こりやすくなります。
そこで商品に付いているバーコードをバーコードリーダーで読取って、納品書の商品とマッチングさせる事で間違いを防止する事が出来ます。
バーコード万歳!!
なのですが、世の中の全ての商品にバーコードが付いている訳ではなく
「商品名」だけとか「数字とアルファベット表記の商品コード」だけなんて物も沢山あります。
例えばカタログとかチラシなんて、まず間違いなくバーコード付いてないです。
私の所属する物流会社では、上記のような物も多く扱っていて1日に何千何万と作業をしていくのですが、中には送り先によってカタログの組合せが違うなんてのも当然あるので、以前から「バーコードが付いてたらなぁ」という事が沢山ありました。
最近仕事中に色々検索してましたら、「ペン型スキャナ」なる物を見つけて、
「ひょっとして、これで商品コードの部分の画像取り込んでOCRにかけたら、数字とかアルファベットの商品コードも読めるんじゃない?」と思いまして、早速社長にお願いして買ってもらいました。
買ったのは「サンワサプライ」が販売している「WorldPenScan USB」という商品です。
左側に読取部分。右側はローラーになっていて回っている時だけ読取を行う。
商品が届いて気付いたのですが、この商品「OCR機能」が付いていたのですね
(買う前にちゃんと調べない無能っぷり)
っで実際にこのペンスキャナを使って、現場のバーコードが付いていない商品(数字のみの商品コードが印刷されている)を読み取ってみたら、これが結構正確に数字の商品コードをテキスト化してくれます。
その証拠写真を載せたいところですが、お客様の商品を勝手にアップするわけにもいかないので、次回別の物を用意して紹介しますね。
今回はとりあえずここまでです。次回は読み込んだテキスト(商品コード)を使って簡単な商品判定ツールを作ってみます。